(株)クレカリが運営する「クレカリ賃貸」は、個人・法人の賃貸住宅・事務所などの家賃・一時費用(入居費用・更新料など)をクレジットカード(VISA・MASTER)で支払えるサービスです。
2024年11月に新規申し込みを一時停止していましたが、2025年3月に再開しました。
クレカリ賃貸は、毎月の家賃を自動的に支払うため、うっかり支払いを忘れたり、手元に資金がないときでも安心です。
初期費用や更新料などは、家賃の支払いとは別に「一度払い」が利用できるため、クレジットカードで賃貸住宅の支払いをまとめられます。
なお、クレカリ賃貸の支払いの際に手数料が発生します。
おすすめできる支払い方法なのかどうか、利用者の口コミや評判などをまとめました。
クレカリ賃貸の口コミや評判は?
クレカリ賃貸を利用している人たちの口コミや評判などをまとめました。
悪い口コミ
手数料・利用料を払ってまでクレカリ賃貸を活用する必要があるのか?
引用元:不動産の口コミ評判堂
JCBのクレジットカードしかもっていないので使えない。
良い口コミ
クレカリ賃貸で家賃の支払を支払いました。
実際に利用してみた感想は、めっちゃ簡単にできるじゃんというのが本音です。スマホで登録してから、1回目の家賃引き落としまでにかかった時間は10分くらいでした。
引用元:部屋なび
現金しか対応してないところでもクレジットカード払いによってキャッシュレスにできる
引用元:UD8
私の場合はクレヒスとマイランクを上げるために利用している。
引用元:俺の体験記
クレカリ賃貸の特徴まとめ
クレカリ賃貸の特徴をまとめました。
賃貸住宅の費用をクレジットカードで支払える
クレカリ賃貸は、賃貸住宅の家賃や初期費用・更新料などをクレジットカードで支払えるサービスです。
家賃は自動的に支払われるため、毎月、家賃を振り込む手間がなくなります。
2025年3月時点では、VISA・MASTERのクレジットカードに対応しており、JCB・AMEX・Dinersなどでの支払いはできません。
デビットカードでの支払いはVISAのみ対応しています。
なお、賃料の支払いが口座振替にしか対応していない物件ではクレカリ賃貸は利用できません。
クレジットカードの有効期限が近づいてきたら、カード会社から送られてくる更新カードに切り替える必要があります。
個人・法人ともに利用可能
クレカリ賃貸は、個人・法人ともに利用できます。
アパート・マンション・戸建て住宅だけでなく、オフィスや店舗、工場などの支払いにも利用可能です。
なお、クレカリ賃貸は、支払いに利用するクレジットカードと賃貸物件の契約者名義が一致していないと利用できません。
このため、家族でも別の氏名のカードは利用できません。
法人契約の賃貸物件の場合は、法人カード、もしくは、法人の代表者名義のクレジットカードが使用できます。
支払いには手数料が追加
クレカリ賃貸の利用には手数料が必要です。
初期費用・更新料などの一時費用:4.6%
(いずれも2025年3月時点)
上記の手数料には、支払先の金融機関への振込手数料が含まれています。
なお、毎月支払う家賃によっては、金融機関の振込手数料よりも高くなる場合があります。
金融機関によっては、毎月決まった日に自動振込を行ったり、口座残高や利用するサービスの種類などによって振込手数料が割引・無料になるところもあるなど、クレカリ賃貸を使わないほうがいい場合もあります。
その一方、クレジットカード会社のなかには、年間の利用金額に応じてポイント還元率をアップしたり、付帯サービスが充実するところも増えています。
普段の支払いだけでは到達できなくても、家賃の支払いを追加することで余裕でランクアップできるケースは多いです。
このため、クレカリ賃貸の手数料を超えるサービス還元が狙えるクレジットカードを持っている場合には、支払いをまとめるのも一つの手です。
まとめ
クレカリ賃貸は、2025年3月から新規申し込みを再開しました。
サービス内容自体は一時休止前から変化はありません。
手数料だけをみれば、クレカリ賃貸を使うほうが損になる場合が多いですが、クレジットカードのステータス・ランクアップを目指す場合などに支払額を増やすという点ではメリットがあります。
法人・個人事業主などであれば、支払いを法人カード・代表者のクレジットカードにまとめることで、会計処理がわかりやすくなるので便利です。