トライズ(株)が運営する「シャドーイングバディ」は、英語のスピーキング・リスニングの上達に効果的といわれる「シャドーイング」を効率的に取り組めるオンラインアプリです。
シャドーイングバディは、英文の聞き取りから発音の提出まで、1日40分程度で取り組めます。
毎日7ステップの演習に取り組んだ後、あなたの声を録音して送付すると、翌日までにコンサルタントが添削を行い、フィードバックを行います。
しかし、一見すると、シャドテンなどの他社が行っているシャドーイングと類似点が多いように見受けられるため、思わず「パクリじゃないか」と言いたくなるかもしれません。
シャドーイングバディを受講した人たちの口コミや評判などから検証しました。
シャドーイングバディの口コミや評判は?
シャドーイングバディを受講した人たちの口コミや評判などをまとめました。
悪い口コミ
シャドーイングバディーの教材は、毎日夜の22時にLINEで配信されます。
添削の提出期限は、翌日の夜23時59分までです。教材を受け取ってから25時間以内にシャドーイングを練習して、録音した音声を提出しなければ添削はしてもらえません。
仕事後に飲み会などがあると、提出ができないのが残念でした。シャドーイングバディの添削は、1教材1回のみとなっています。
シャドーイングバディでは録音した音声を提出すると翌日にフィードバックがもらえますが、フィードバックに従って練習しても再提出ができません。
折角フィードバックがあるのだから、練習して再提出して、うまくできているかどうか確認できるといいのですが、残念です。
引用元:シャドテンなんでも研究所
10日間の体験で挫折しました。
添削は、すでに決められた10個くらいの項目に対して、できているできていない、を判別しています。
さらに、毎日添削と言っていましたが、この体験中に生徒数が増えたらしく、添削が追いつかないのか、土曜日は添削無しの復習に変更になりました。
復習といっても、過去の教材の音声リンクと、過去の教材へのリンクがあるだけ。
思ってたのと違う・・・リンクだけなら自分でちゃんと開けるんだけど。教材のWebページも過去のレッスンの並びがちょっと変でした。
毎週参加できるグループワークがある、といっていましたが、今は毎月に変わっていましたw
課題のミスも色々あったし、体験ギリギリでこの判断を下すことにしました。
引用元:note
良い口コミ
これまでシャドーイングのアプリと言えば、シャドテン一強でした。
しかし、シャドーイングバディの登場で、シャドテンの代わりになるアプリを探している方達の選択肢ができましたね。シャドーイングバディはシャドテンを研究して機能開発をしていることは確実です。
英語専門コーチによるシャドーイングの添削は当然機能として入っていますが、それに加え英語スピーキング力アップができることを謳っています。これはシャドテンにはなかったことなので、リスニング力アップだけではなく発話力をアップさせたい方達に刺さりますね。
引用元:英語発音ドットコム
シャドーイングバディは今日も無事上級を提出できた。シャドーイングは全て完璧にできていなくて、30回のうちだんだんと合わせれるところができるところが増えてきて、最終的にすべてシャドーイングできるような感じです。
— hana (@hanatowaka) July 3, 2024
娘が帰ってきたから、私も英語勉強やらないと。
シャドーイングバディを無料体験することにしました。
私、強制されないとやらないから😅
シャ◯テンより安いし。https://t.co/Xtus5g4txw— あかあか@英検受けるか迷い中 (@ko52215833) July 2, 2024
シャドーイングバディの特徴まとめ
シャドーイングバディの特徴をまとめました。
オンライン完結
シャドーイングバディは、アプリを使ったオンライン学習プログラムです。
インターネットに繋がっていないと学習できない一方、教室などに通う必要はなく、いつでも好きな時に受講できます。
正しい方法でシャドーイングが行える
英語のシャドーイングは正しく取り組まないと、学習効果がえられないどころか、かえって上達を妨げることになりかねないといった指摘もあります。
「シャドーイングは自己流で取り組むのは危険な上、悪い癖がつくだけだからやめたほうがいい」と言われるほどに難しい学習手法です。
このため、シャドーイングバディでは、正しい方法でシャドーイングに取り組めるように、以下の7段階のステップで取り組んでいきます。
- リスニング(課題の音声を聞く)
- 音声変化チェック(音声変化が起こる場所を確認)
- 語彙と和訳チェック(重要語彙の音と意味を理解)
- チャンク・リピーティング(チャンクを聞き終わった後に発音)
- プロソディ・シャドーイング(テキストを見ないで英文の音声をリピート)
- コンテンツ・シャドーイング(音声をリピートし、英語の意味をイメージ)
- なりきり音読(課題に取り組んで、あなたの音声を提出)
1日40分程度で取り組めるボリュームとなっています。
週5日間にわたって毎日実践
シャドーイングバディは、平日(月曜から金曜まで)毎日22時に課題が公開されます。
課題を提出すると、人間のコンサルタントが添削しフィードバックを行います。
発音や文法に関する質問は、添削毎に行えるため、わからないことを聞くのに最適です。
なお、課題の添削は公開日翌日の23:59までとなっており、締め切りを過ぎると添削をしてもらえません。
毎日学習に取り組む習慣が身に着けやすく、無理なく継続できるようになります。
土曜日は、その週の課題がまとめて送られてくるため、添削結果をもとに復習するのに役立ちます。
3段階のレベル
シャドーイングバディでは、「初級者・中級者・上級者」の3段階のレベルにわかれています。
課題はすべてのレベルのものがまとめて送られてきます。
あなたの英語力に合ったレベルの課題に取り組むことで、スムーズに上達することができます。
シャドーイングバディはシャドテンのパクリ?
シャドーイングバディだけに限らず、シャドーイングを行う教材や学習プログラムは、各社ともに似たりよったりの内容です。
機能を減らして低価格にしたり、人間ではなくAIにフィードバックさせるなどといった違いはありますが、大きな違いは見られません。
このため、シャドーイング学習の中でもトップレベルの実績を残しているシャドテンと、他社の教材やプログラムに類似点が見られるのは仕方がない部分です。
パクリと呼ぶのが適切かどうかはわからないとしても、シャドーイングバディとシャドテンの間にも類似点は見られます。
料金はシャドーイングバディのほうが安いですが、好みの違いもあるため、受講してみたいものがあれば、無料体験などで試してみるといいでしょう。