まき寮は、地域子ども育成促進会理事の松行航平さんが運営する学生寮です。
大分県宇佐市のJR柳ヶ浦駅から徒歩圏にあります。
まき寮は、不登校・引きこもりの小学生(3年生以降)・中学生を対象としており、最大6名までの少人数で集団生活を送ります。
宇佐市内の小学校・中学校への通学は不要であり、寮内での自主学習を中心に、生活リズムが整った、規則正しい生活を送ることで、自立を促します。
まき寮の費用は月10万円、6ヶ月前払いで50万円となっており、追加負担はありません。
希望者は中学卒業後、まき寮のスタッフとして勤務することができますし、高認試験サポートが受けられます。
まき寮の特徴まとめ
まき寮の特徴をまとめました。
大分県宇佐市に設置
まき寮は、大分県宇佐市にあります。
近くには、広々とした公園があります。
宇佐市は「アメリカより古いUSA」などとも言われたりしますが、JR柳ヶ浦駅から徒歩圏にあり、住宅地と農地が隣り合う場所です。
海岸にも近く、比較的落ち着いた環境になっています。
将来的には、こども食堂もオープンする予定です。(時期未定)
不登校・引きこもりの小学生・中学生が対象
まき寮は、不登校・引きこもりの小学3年生~6年生・中学生を対象としています。
中卒以降の人たちの受け入れは行っていません。
学校に登校させることがゴールではなく、落ち着いた環境のもと、自分らしい生き方を見つけて、自主性や社会性を育てるための場所として作られました。
人間はそれぞれ好きなように生きる権利はありますが、当然ながら、「俺が気に入らないから殺す」などといった具合に、何でもしていいというわけではありません。
それ相応の立ち振る舞いや社会ルールの遵守などが必要であり、好きなように生きられるようになるわけです。
入寮・卒寮の際は保護者の立会いが必要です。
少人数制の集団生活
まき寮は、最大6名までの少人数で集団生活を送ります。
毎日、朝7時に起床し、規則正しい生活を送ることで、生活リズムを整えていきます。
起立性調節障害などで難しい場合は、可能な範囲で柔軟に調整します。
通常、地元の学校に通うことはなく、寮内での自主学習を午前・午後と合計5時間程度行い、それ以外は自由時間に好きなことをして過ごします。
夕食は入寮生の自炊となり、協力して食事を作ります。
保護者へは毎日報告
まき寮では、毎日、保護者へLINEなどを用いた報告が行われます。
その日に起こった出来事や会話の内容などが送られてきます。
日々の報告には、日常生活だけでなく、家族への不満などのネガティブ情報も含まれており、子どもが何を考えているのかがわかります。
寮費は固定
まき寮の費用は、以下のようになっています。
寮費:月10万円(6ヶ月前払いで50万円)
(いずれも税込)
違約金や追加費用などはありませんが、支払った寮費の返金などは行いません。
中学卒業後は勤務可能
まき寮で中学卒業を迎えた後、希望者は住み込みで働き続ける事が可能です。
高認試験サポートも受けられるので、働きながら高卒資格を得ることも可能です。
進学先の高校の寮や近隣の賃貸住宅、自宅などを利用する必要があります。
まとめ
まき寮では、入寮を検討している保護者・本人からの問い合わせや相談などを受け付けています。
専用のフォームで24時間いつでも受け付けており、担当者から折り返し連絡が来ます。