はりま電力のシンプル電灯ECOプランは単価が一定!燃料調整費は高い?

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はりま電力 シンプル電灯ECOプラン

はりま電力では、家庭向けに「シンプル電灯ECOプラン」を展開しています。
関西電力のサービスエリアが対象となっており、提携LPガス会社と契約することでLPGセット割引が適用され、電気代が3%割引されます。

はりま電力のシンプル電灯ECOプランは、CO2を出さない発電方法と、非化石証書を組み合わせることで「CO2排出量ゼロ」を達成しています。
基本料金は無料となっており、1段階のシンプルな従量制となっています。

なお、はりま電力では、電力市場の値動きに対応した、独自の「市場価格調整単価」を設定しています。
過去3ヶ月間の電力市場の価格の平均値をもとに、燃料調整費を独自の計算式のもとに請求・還元するものです。



はりま電力 シンプル電灯ECOプランの特徴まとめ

はりま電力 シンプル電灯ECOプラン 特徴

はりま電力のシンプル電灯ECOプランの特徴をまとめました。

関西電力エリアが対象

はりま電力は、関西電力のサービスエリアで利用できる新電力会社です。

その他の地域では利用できません。

基本料金無料+1段階の従量制

はりま電力のシンプル電灯ECOプランは、基本料金が無料です。

1段階の従量制となっており、関西電力の従量電灯のように、電力使用量が増えるに従って、単価が上がるようなことはありません。

なお、オール電化向け料金プランと比べると割高なため、乗り換える必要性はありません。

2025年1月時点では24円/kWh(燃料調整費などを除く)となっており、原発を大量に使って発電している関西電力の従量電灯Aの第2段階・第3段階よりも安いです。

独自の燃料調整費「市場価格調整単価」

はりま電力のシンプル電灯ECOプランでは、燃料調整費として独自の「市場価格調整単価」を設定しています。

市場価格調整単価は、以下の計算式で算出されますが、電気代のシンプルさとは対照的に、非常に分かりにくい印象です。

市場価格調整単価

なお、過去の実績では、以下のようになっています。

2025年2月分:-0.96円/kWh(「電気・ガス料金負担軽減支援」適用前は1.54円/kWh)
2025年1月分:2.81円/kWh
2024年12月分:3.94円/kWh
2024年11月分:0.27円/kWh(「酷暑乗り切り緊急支援」適用前は2.77円/kWh)
2024年10月分:-3.7円/kWh(「酷暑乗り切り緊急支援」適用前は0.3円/kWh)
2024年9月分:-4.0円/kWh(「酷暑乗り切り緊急支援」適用前は0円/kWh)
2024年8月分:0円/kWh
2024年7月分:0円/kWh

はりま電力では、その他にも、容量拠出金相当額・再生可能エネルギー発電促進賦課金が追加で請求されます。

実質CO2排出量ゼロ

はりま電力のシンプル電灯ECOプランは、CO2を排出しない発電による電力と、電力市場から調達した電力に非化石証書を組み合わせることで「CO2排出量ゼロ」を実現しています。

なお、非化石証書はオークションで調達するため、落札状況によっては一時的に100%にならない場合もあります。

LPGセット割引で3%割引

はりま電力では、提携するプロパンガス会社と契約(LPGセット割引)することで、電気代が3%割引されます。

大阪ガスなどの都市ガスを利用している場合は、プロパンガスにすることでガス代が2倍程度にまで上がる場合があるため、わざわざLPガスに変える必要はありません。
現在LPガスを利用している場合は、はりま電力の提携会社に変えることで、ガス代も安くなる可能性があります。

最低契約期間・解約手数料は不要

はりま電力のシンプル電灯ECOプランは、最低契約期間の縛りや解約手数料などの請求はありません。
いつでも自由に解約・別の電力会社に変更できます。

なお、LPGセット割引の場合に限り、2年毎の自動更新となるため、更新月以外で解約すると3,300円(税込)の解約金が必要になります。

はりま電力 シンプル電灯ECOプランの口コミや評判は?

はりま電力のシンプル電灯ECOプランを利用している人たちの口コミや評判などをまとめました。

参考のために、シンプル電灯ECOプラン以外の料金プランを利用している人たちの口コミもあわせて紹介します。

悪い口コミ

はりま電力に切り替えて、LPGセット割引プランを利用しましたが、仕事の都合で引っ越さなければならなくなりました。
そのため契約を解除したのですが、2年経たずの解約だったため、違約金が発生してしまいました。
それほど高い金額ではないものの、なんとなく損をした気持ちです。
引用元:電気プラン乗換.com

お世辞にもはりま電力は新電力会社の中では電気代が安いとは言えません。
「電気代をとにかく安くしたい。」というのであれば他の新電力会社の利用を強くオススメします。
引用元:新電力会社の比較処

良い口コミ

昨年4月に切り替えて、1年半経過しました。
関西電力と比較すると、年間で27600円、月に2300円ほどの節約になりました。
先月から、HP上で請求料金や使用電気量が確認できるようになって、大変便利になりました。
引用元:電力自由化で電気料金を比較する.com

先月8月の24日から、電力会社をそらエネから、2020年まで契約していたはりま電力に戻しました。
そらエネは燃調が無いし、従量料金も20円/kwhで最安だったのですが、9月1日から大幅な値上げをしたんですよ。
といって、去年までのサニックスは新規受付停止していて戻れない。
しかたなくはりま電力に戻りました。
引用元:沈みゆく日本~イザヤ2~

電気代がずいぶん安くなりました。
以前は毎月一定の基本料金が請求されていて、たまに旅行に行くと、電気を使わないのにも関わらず無駄払っている感じがしていましたが、今はその不安がありません。
基本料金がないので、旅行中は全く請求が来ないので、むしろ安心して出かけられるようになりました。
引用元:レビューの総合百貨店

まとめ

はりま電力のシンプル電灯ECOプランは、関電エリアに限られますが、CO2排出量ゼロの電力をオトクに利用できます。
電気代は最安値ではありませんが、新電力会社を含めても安い方です。

燃料調整費に相当する「市場価格調整単価」や「容量拠出金相当額」には注意が必要ですが、記事作成時点での実績では極端に高くなるようなことはありませんでした。

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