(株)グローバルクラウドエステートが運営する「CAMEL」は、不動産クラウドファンディング(クラファン)形式の不動産投資です。
CAMELはアラブ首長国連邦(ドバイ・ラスアルハイマなど)・日本国内の不動産を中心に不動産クラウドファンディングを展開しています。
アパート・マンションだけでなく、宿泊施設や店舗、博物館や医療機関、養殖場やエステサロンなど、さまざまな不動産物件が投資対象になっています。
このため、「CAMELは怪しい不動産投資」などといった印象を持つかもしれません。
利用者の口コミや評判などを調べました。
CAMEL 不動産クラウドファンディングの口コミや評判は?
CAMELの不動産クラウドファンディングに投資した人たちの口コミや評判などをまとめました。
仕組みに関する不安などを感じる人はいますが、これまでの実績等をふまえると、満足している人が多かったです。
悪い口コミ
CAMELの国内案件は店舗や施設などの案件が多いです。
正直、案件情報が不十分すぎてリスク評価できない。。というのが本音です。
インカム(賃料)部分に関してはマスターリース契約(賃料保証)なので、期中配当は安定的かと思います。
ただ出口に関しては不明瞭です。
通常のファンドは
・再組成
・自社買取
・外部売却
のどれかなのですが、CAMELの案件にはそう言った記載が全くなく、出口どうするつもりなんだろう??と思っています。
結局出口よくわからんけど、CAMELさん頼みまっせ!!という感じになっちゃうので、情報不足という意味でリスクが高い案件だと思っています。
引用元:mond
課税区分が雑所得になるため気を付けましょう。
同社で利益が出た分は源泉徴収されますが必要に応じて確定申告が必要になります。
引用元:キムさんのIPO投資日記
良い口コミ
2万円から始められると聞いて、へそくりで運用しています。
へそくりが増えて嬉しい。
引用元:kazpen’s blog [闇ニエラバレタ夢]
ソーシャルレンディング=不正の温床であった。
これは昔から投資をしていた人間にとっては残念ながら常識となってしまいました。その不正が多く起きた結果、安全性を重視したい投資家は不動産クラウドファンディング事業者に流れていったという過去があります。
不動産クラウドファンディング業者は劣後出資者として投資家と一緒に出資しています。(これかなり重要です。)
事業主も出資している以上、投資が失敗したら事業主も損します。ですので真剣に売却に向かう。
この点で個人でのよくわからないワンルームマンション投資をすすめてくる不動産会社や匿名化制度を悪用し、土地の担保価値を水増しする。ファンドの担保住所を記載しなくてもいいという制度を悪用し、実際のファンドが存在しなかったなど不正行為が横行したソーシャルレンディングと大きく異なり、不動産クラウドファンディングの安全性が高いといえます。
引用元:ソーシャルレンディングの通知簿
私は客観的な評判を分析するために、「ファンド募集到達率」を用いています。
「ファンド募集到達率」は、私が独自に定義した用語で、募集金額に対する応募金額の割合を指します。
この数値が、不動産クラウドファンディングの評判(人気度)を客観的に判断できるため、最も重要な指標と考えています。
過去15ファンドでは、募集金額2,300万円~25,000万円に対し、募集到達率はすべてのファンドで100%でした。
引用元:NISA SCHOOL
CAMEL 不動産クラウドファンディングの特徴まとめ
CAMELの特徴をまとめました。
少額から始められる
CAMELの不動産クラウドファンディングは、一般的な不動産投資などと比べると、圧倒的な少額で始められます。
1口あたり2万円から取り組めます(一部ファンドは5万円など)し、募集額に到達していなければ、複数口まとめて購入できる場合も多いです。
ユニークな案件が多め
不動産クラウドファンディングというと、都心のマンション・アパートなどを対象に賃料収入から配当金が出るといった運用が一般的です。
一方、CAMELの不動産クラウドファンディングは、他では見られないようなユニークな案件が多いです。
過去の案件をまとめてみても、
- 岐阜中津川リニアドミトリー(リニア工事作業者向け宿泊施設)
- 中津川リニアカーサ(リニア工事作業者向け宿舎)
- ドバイ ママシェルター(親子連れに強みのあるホテル)
- 六本木エクソソームサロン Nippori(エステサロン)
- ちょこっとミュゼ ビューティーキャンプ(セルフエステ・各種トレーニングなど)
- きみさらずうなぎプロジェクト(陸上うなぎ養殖場)
- オンラインクリニック豊洲
- ミュゼウオータープロジェクト(ウォーターサーバーの研究開発拠点・ショールーム)
- 日高ポークプロジェクト(養豚場)
- 南紀さんご薬局プロジェクト(オンライン調剤薬局)
といった具合に、他社では見かけないクラファンも少なくありません。
海外物件も取り扱い
CAMELでは、日本国内の不動産投資だけでなく、海外物件も積極的に扱っています。
2025年1月時点では、アラブ首長国連邦を中心にクラファンを組んでおり、ドバイ・ラスアルハイマにある物件を対象としています。
優先劣後構造
CAMELの不動産クラウドファンディングでは「優先劣後構造」を採用しています。
各ファンドには、出資者だけでなく、CAMELを運営する(株)グローバルクラウドエステートも出資を行っています。
運用益が出る際には気になりませんが、損失が出た際、一定額までは損失を(株)グローバルクラウドエステートのみが引き受けることで、出資者の元本割れを防ぎます。
CAMELではファンドによって異なりますが、出資総額の20%程度の損失までは、出資者の損がが出ない場合が多いです。
まとめ
CAMELの不動産クラウドファンディングは怪しいなどといった意見とは裏腹に、着実に実績を残しています。
口コミでの評判もよく、満足している投資家が多かったです。
もちろん、CAMELの不動産クラウドファンディングは元本保証などではないため、運用結果次第では損失が出る可能性がある点には注意が必要です。
少額から始められるため、無理のない範囲で投資すると良いでしょう。