(株)ウィザスが運営する「第一学院中等部」は、不登校中の中学生を対象としたフリースクールです。
私立中学などの学校教育法で定められた一条校ではないため、現在の中学校から転校する必要はなく、中学校が認めれば「出席認定」の対象となります。
第一学院中等部では、オンラインを用いた学習だけでなく、全国主要都市にキャンパス(サポート窓口)があり、月1回~4回のペースで「通学」できます。
中等部の生徒だけでなく、通信制高校(第一学院高校)の学生がいる時もあり、交流を楽しめます。
また、第一学院中等部の学費・各種料金は、キャンパスへの登校回数やサポート内容によって異なるため、個別見積もりとなります。
おすすめできるフリースクールなのかどうか、口コミや評判などをまとめました。
第一学院中等部の口コミや評判は?
第一学院中等部に通う中学生の口コミや評判などをまとめました。
悪い口コミ
第一学院中等部ってのも選択肢としてあるのかなというのを見つけたが、これサイトのどこ見ても授業料が載ってねえな
— 小島🪷インスタ☞kotoriwork (@kojimaniax) October 20, 2021
とりあえず知ってる範囲で、N中等部と第一学院中等部の資料を取り寄せてて。ダメ元で
「入学式気が重いよね。中学校の先生と今度話してみるよ。ところでこんなのもあるよ。色んな選択肢があるね」
…と横でパラパラしてみたけど反応なしでしたー\(ᯅ̈ )/デスヨネー— シン=ドイネン🧅 (@O2on_Head) March 16, 2021
良い口コミ
「中学生の居場所」をテーマに運営されてます。
中学校へは行けていないけどここへ通うことはいつも楽しみして行ってくれてます。
在校生の雰囲気が明るく先生の皆さんも優しくて通わせて良かったと思っています。
引用元:google(奈良キャンパス)
学校に行けない子供でも安心して学べる環境です。
引用元:知識と情報プラス
第一学院中等部で、すららっていうタブレット学習しながらフォローしてもらって、中学校の中間教室と体育は教室でと計画してます!
— nynn2 (@nyann235) June 15, 2023
第一学院中等部の特徴まとめ
第一学院中等部の特徴をまとめました。
不登校中の中学生を対象としたフリースクール
第一学院中等部は、不登校中の中学生を対象としたフリースクールです。
学校教育法で定められた一条校ではないため、現在の通学先の中学から転校する必要はありません。
中学の判断で出席扱い・成績評価が可能
第一学院中等部などのフリースクールでの学習状況に応じて、在籍する中学校に不登校の状態でも出席した扱いにしたり、学習状況などを踏まえて、成績・内申評価を行うことができるように文科省が通知を出しています。
このため、学校長の裁量で、第一学院中等部の受講実績をもとに、出席扱いや成績評価が認められる場合も増えています。
オンライン・通学を併用
第一学院中等部では、オンライン学習と全国各地にある「キャンパス」(サポート窓口)への通学を併用しています。
デジタル学習教材「すらら」を用いた学習や、希望者を対象としたプログラミング講座、キャンパスでの授業やサークル活動、各種イベントなどを組み合わせています。
第一学院中等部の「キャンパス」は通信制高校(第一学院高校)と共通となっているため、教員や中等部の生徒だけでなく、第一学院高校の学生がいることも珍しくありません。
学年に関係なく、交流することができます。
保護者向けサポートも利用可能
第一学院中等部では、受講する中学生だけでなく、保護者向けサポートも行っています。
定期的な報告に加えて、保護者会(茶話会)をオンライン・キャンパスなどで開催しています。
また、スクールカウンセラーや臨床心理士などによるカウンセリングは随時行っており、各地のキャンパス・電話・オンライン(ビデオ通話)などで受けられます。
学費・各種料金は個別見積もり
第一学院中等部の授業料や各種料金は、サポート内容によって異なることから、個別見積もりとなっています。
資料請求やカウンセリング、相談会などの際に確認しておくといいでしょう。
千葉市の資料によると、「入学金5,500円、受講料11,000円(1ヶ月あたり)」と記載されていましたが、その他、各種検定料や活動体験費用などが実費で必要になるとのことです。
参考
https://www.city.chiba.jp/kyoiku/gakkokyoiku/kyoikushien/documents/daiichigakuin.pdf
高校も服装は自由ですが、希望する高校生は制服を購入できます。
まとめ
第一学院中等部はフリースクールのため、現在の中学校からの転校は不要です。
各地にあるキャンパスに通う機会もあるため、引きこもりがちな状況を改善するために役立つ場合もあります。
中学校が認めれば「出席認定」の対象となり、学校に登校できなくても卒業することが可能です。
第一学院中等部では、学費などは個別見積もりとなっているため、説明会や個別相談会などで確認しておくといいでしょう。